営業部門
2010年度入社
本社
外国語学科
外国語学部の出身なので、英語を活かせる仕事に就きたいと考えて思っていました。
形のあるものを売りたかったので、インフラ系の製造業に絞って探していました。
石垣は海外にも進出しており、上下水道に関わる官公庁の仕事が6割以上を占めるので、「英語力を活かせる安定した会社」であることが決め手でした。
営業部門で海外の工場や鉱山に「脱水機」という産業機械を販売しています。
オーストラリアの現地法人やアジア圏の販売代理店に対する営業サポート、およびアジアを中心に新規顧客開拓を行っています。
顧客は民間企業の工場や上下水道を管轄する官公庁です。
例えば、台湾の半導体工場の排水処理、オーストラリアのレアアースのプロセスライン、ニュージーランドの浄水場を手がけました。
業務の拠点は東京ですが、営業活動は出張ベースで行い、一回の出張期間は概ね一週間以内です。
具体的な業務内容は、自社の機械の売り込み、価格交渉、工場との納期調整、機械を納入して稼働させるまでの顧客との技術的なやり取り、出荷業務など多岐にわたります。
海外営業なので、海外の方とコミュニケーションを取る機会が非常に多いです。
英語でのコミュニケーション自体も難しいですが、文化や物事の考え方の違いも相まって非常に苦労が多いです。
しかし、それを乗り越えて、海外の仲間と力を合わせて販売した機械がお客様の工場や鉱山で実際に稼働しているのを見ると、そんな苦労は忘れてしまうほどの達成感があります。
また、「石垣の機械は良い機械だ」とお客様に言ってもらえた時も嬉しいですね。
私は入社後4年半国内の営業を経験し、その後海外営業に異動しました。
海外営業の仕事を始めて10年が過ぎました。今後は、これまでに販売実績のない地域での新規顧客開拓に力を入れていきたいと考えています。
非常にハードルの高い仕事ですが、まだまだ色々なお客様に石垣ブランドを広めていきたいと思っています。
世界は広いです。
機械の営業なので機械装置の勉強は必要ですが、入社後に先輩から学べるので、文系出身でも心配する必要は全くありません。
石垣の脱水機・ろ過機は「固液分離」というニッチな分野ではありますが、技術力がある会社です。
技術を通じて世界中の水環境の保全に貢献しています。日常生活では目にすることのない機械ばかりですが、機械の大きさや役割は非常に魅力的です。
私は入社後に初めて当社の機械を目にしましたが、その大きさに圧倒されたことを今もよく覚えています。
石垣の脱水機・ろ過機は様々な製品の製造工程で使われているので、普段手にしているものや目にしているものを作るのに、実は石垣の機械が使われていたと知ることがよくあります。