製造部門
2024年度入社
坂出工場
環境工学科
小さい頃、よく山や川に連れて行ってもらったり、ダムや水処理場へ見学に行ったりして水や生き物、植物などの自然がある場所が好きでした。
それがきっかけで大学では環境工学を学び、水道事業の問題解決につながる研究をしていました。
数多くある企業の中で石垣を選んだ理由は、大学の教授からの紹介で石垣の存在を知り、地元の香川県に拠点があって、水処理プラントメーカーとして社会に貢献している点に惹かれました。
インターンシップに参加した際、職場を見学して先輩社員と会話をしたことで、香川ならではの温かさと馴染みやすい職場の雰囲気を感じ、地元で働きたいという気持ちが強くなりました。
自分が石垣で働いているイメージができたことが入社の決め手になりました。
製造の生産管理部門に所属しています。
部門の役割は、高い品質のものを安定して提供することです。
具体的には、部品や原料の検査、製造工程の確認、完成した製品の最終検査などなど多岐にわたります。
現在、私は原料や部品の受入検査をメインに担当しています。
石垣の坂出工場には機械加工・塗装・組み立ての製造部門がありますが、部品の製作は外注で取引先に託しています。
業者から工場に納品されたモノが、要求通りに出来上がっているかどうか図面とモノを照合しながら検査し、不備があった場合はどこに手直しが必要かを業者に指摘して直してもらうまでの作業をしています。
不良を未然に見つけて防ぎ、お客様に安心して製品を使ってもらえるよう日々努めています。
仕事をする上で当たり前のことですが、「報・連・相」を日々心掛けています。
入社して1年が経ちましたが毎日、知らないこと、分からないことにぶつかる日々で、普段気を付けていてもミスはあります。
そこで「報・連・相」を心がけていれば、ミスが起こりかけていることに周囲のメンバーが気付きやすくなり、ミスを未然に防ぐことができます。
一つの小さな見落としが大きな損害を生むこともあります。
特に検査の中で「合格」、「不合格」を判断する際は、少しでも不安要因があれば必ず先輩に相談して判断するようにしています。
石垣の生産管理職で女性が採用されたのは私が初めてです。
体力・精神的にもぶち当たる壁も時々あり、将来が不安に思う時が正直あります。
一方で、品質管理に女性が携わることで品質が向上したという事例が他企業ではあると聞きました。
私の周りには「将来このように活躍したい」と思える、頼れる先輩たちばかりです。
今は目の前のことに精一杯な状態ですが、特に3年間は修行だと思って何でもポジティブに仕事に向き合い吸収をしていこうと決めています。
そこでどうやったら自分が会社に貢献できるかを模索し、その中で自分だからできる仕事のやり方や立ち振る舞いを見つけて、いつかは頼りになる存在になりたいと思っています。
就職活動は自分を見つめ直し、将来を深く考えるチャンスです。
学生で自分のやりたいことがはっきりしていて、かつ自分に合った職種を分かっている人はなかなかいないと思います。
私も当時、色々な選択肢があるからこそ色々な未来が見えてしまい、入社が決まった後も迷いと不安がありました。
ただ、今は、あの時たくさん悩んでこの会社のこの職を選んだからこそ、入社後、仕事が上手くいかないことが続いても、今いる場所でいつか花開けるように腐らず頑張ろうと活力になっています。
どの選択にも選んだ瞬間に後悔は生まれるものです。
だからこそ、大切に、じっくり考えて決断してほしいと思います。
学生の皆さんが最後に自分自身で納得のいく選択ができることを願っています!