特 長
-
省スペース
砂ろ過機の約4~7倍という高速ろ過により、砂ろ過機と比べ、設備スペースを75%以上縮小し、設備重量も低減しました。
<<砂ろ過機とのろ過速度の比較>>
-
確実なろ材洗浄
水流とエアーの併用洗浄で確実にろ材を洗浄し、長期にわたって安定したろ過能力を発揮します。
ろ材洗浄は「原水」を使用するため、洗浄水やポンプが必要ありません。 -
省エネルギー
空隙率の高い繊維ろ材は圧力損失が少なく、低揚程ポンプを使用できます。
-
メンテナンスが容易
構造がシンプルで、維持管理が容易です。ろ材が軽量なため、ろ材の交換・補充が容易に行えます。
-
多種多用な用途に対応可能
2種類のろ材を混合して最適ろ層を形成することで多種多様な用途に対応可能です。
-
比重の大きいSSを除去可能
下向流式のため、比重の大きいSSを除去できます。
-
用途に合わせたラインナップ
オープンタイプとクローズタイプをラインナップし、用途に合わせて選定できます。
-
導入事例
<<砂ろ過機との設置面積の比較例>>
概 要 砂ろ過機老朽化更新
処 理 量 4,300㎥/日
機 種 IDW-C-120(ろ過面積3.1㎡)
導入効果
1.省スペース 設備スペースは従来の25%に縮小
2.省エネ・節水 ろ材洗浄用のポンプが不要
ろ材洗浄排水を約80%カット
3.メンテナンス ろ材の寿命が長く、軽量で交換が容易
※10年間のメンテナンスコストは約1/4(見込み)
メカニズム

ろ過工程
原水ポンプで送水された原水は、ろ過機上部より流入し、沈降性繊維ろ材により形成されたろ層を下向流で通過することによりろ過が行われます。
処理水はろ過機下部より流出します。


洗浄工程
洗浄エアーでろ材の撹拌を行いながら、原水ポンプを運転し、洗浄排水をろ過機上部より排出します。(逆洗)


ドレーン抜き工程
本体槽内に残った洗浄排水を利用し、ろ過機内に堆積した懸濁物をドレーン抜き弁からろ過機外へ排出します。


捨水工程
原水ポンプを運転しながら、捨水を行います。
その後、自動弁を切り替え、ろ過工程に戻ります。

用 途
用水処理
- 工業用水の高度処理
- 海水のろ過処理
- 雨水のろ過処理
- 各種産業排水のろ過処理(再利用)
水質保全
- 各種産業廃水の放流水高度処理
- 動物園の水浄化
- 水族館の水浄化
- 養殖水産の水浄化
- 各種放流水の高度処理
カタログダウンロード
