丸亀市と香川県初の民設民営方式による「FIT活用 消化ガス発電事業」契約締結
当社を代表企業とする「石垣・大原鉄工所共同企業体(以下「発電事業者」)」は、このほど、丸亀市と「新浄化センター消化ガス発電事業」に係る基本協定書を締結しました。
本事業は、民設民営方式による香川県初のFIT制度※を活用した消化ガス発電事業です。
丸亀新浄化センターにおいて、丸亀市は発電の燃料となる消化ガスを提供し、発電事業者は消化ガス発電設備の設計・施工、運転管理を行い、売電収入を得て20年に亘り運営・維持管理を実施するものです。
※FIT制度:「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年法律第108号)」に基づく固定価格買取制度
イメージ図
本事業は、汚泥から取り出した消化ガスを燃料として発電するため、再生可能でクリーンなエネルギーを地産地消します。SDGsの目標7「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」に合致する取り組みです。
当社は、上下水道事業にて培ったノウハウを最大限に生かし、丸亀市をはじめ地域の理解を得ながら、安全確保や周辺環境への配慮を最優先に事業を進めます。
●契約内容
事 業 名 :丸亀市新浄化センター消化ガス発電事業
処理場名:丸亀新浄化センター
事業場所:香川県丸亀市昭和町21番1、香川県丸亀市昭和町21番4
事業内容:消化ガス発電設備の設計・施工、民設民営事業(20年間)
発電事業者:石垣・大原鉄工所共同企業体
(代表企業)株式会社石垣
(構 成 員)株式会社大原鉄工所
設計・施工期間:2021年4月~2024年3月(予定)
発電設備の民設民営事業期間:2024年4月~2044年3月(予定)
発電開始:2024年4月(予定)
契 約 日 :2021年3月26日
設備能力:120kW
内 訳(台数):60kW×2台
機 種:ガスエンジン