特 長
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お客様の課題を解決するフィルタープレス
株式会社石垣は、世界で初めてろ布走行型自動運転のフィルタープレスを開発した「固液分離のスペシャリスト」。
1958 年の創業以来、一貫して「固液分離」に関わる技術開発を続けてきたプラントエンジニアリング・メーカーです。
半世紀以上にわたり培った膨大な経験と実績で、お客様にとって最も付加価値の高いソリューションをご提案します。
石垣の技術は、あらゆる分野の固液分離に対応し、お客様の問題を解決します。 -
無人運転が可能
2~3mm程度の薄い脱水ケーキでも剥離ができます。
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ろ布走行式のため、ケーキ洗浄効果が絶大
トップフィード方式の採用のため、正洗逆洗も自由に組み合わせできます。
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高性能タイプで小型化
全室同時開閉板、ケーキ剥離及びろ布洗浄が可能な高効率フィルタープレスです。
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あらゆる要求に対応可能
機 種:ろ過面積6㎡から269㎡まで幅広く対応可能です。
圧搾圧力:0.7MPaから2.9MPaまで幅広く対応可能です。 -
※(株)富士経済「2021年版 水資源関連市場の現状と将来展望」(2020年実績)
メカニズム

閉板工程
始動スイッチをONにすると油圧ポンプが作動し、油圧シリンダーを駆動してろ板を締め付けろ室を形成します。


圧入工程
原液をろ板上部の給液口から圧入してろ過します。原液中の固形分は脱水ケーキとしてろ室に蓄積する一方、ろ液はろ液送管を通して取り出されます。


圧搾工程
圧入工程が修了すると同時にダイアフラムの中に加圧水を注入し、脱水ケーキを更に圧縮脱水して水分を最小にします。


開板工程
圧搾工程が完了すると油圧ポンプが自動的に作動し、油圧シリンダーを駆動してろ板を開きます。


ケーキ剥離工程
全ろ板が所定の寸法に開くと脱水ケーキを保持した全ろ布ユニットは、一斉に下方へ走行を始める一方、脱水ケーキはろ布から剥離されます。


ろ布洗浄工程
脱水ケーキの剥離工程が終わると、ろ布は自動的に元の位置に戻ります。
その途中でろ布を洗浄してろ布の目詰まりを防止します。

用 途
金属化合物
- カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、チタン、鉛、銅、亜鉛 他
無機化合物
- 炭素、ケイ素、水ガラス、ホワイトカーボン 他
食品工業
- 発酵、醸造、精糖、油脂 他
有機化合物
- アルコール、蛋白質、樹脂、ゴム 他
鉄鋼業
- 高炉・転炉廃水、圧延・鋳造廃水 他
その他
- 製紙・皮革廃水、染料・顔料廃水、医薬・農薬・肥料廃水、窯業・土石廃水、表面処理廃水、集塵・排煙脱硫廃水 他
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