株式会社 石垣

下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム」

下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム」 難脱水性汚泥をやさしい汚泥に転換、脱水性能を大幅に向上させる画期的なシステム

特 長

  • 汚泥処理に要するコストを削減

    脱水ケーキの低含水率化により、外部への搬出処分量を削減。
    凝集剤の使用量削減や汎用凝集剤への転換が可能。
    焼却処理に要する燃料—重油、都市ガス、バイオガス(消化ガス)―を削減。
    焼却炉等の更新施設の縮小化を実現。

  • 温室効果ガス発生を抑制

    脱水ケーキの低含水率化で焼却処分時の燃料使用量が減少、CO2発生量を抑制。
    凝集剤の使用量が減ることで、薬剤製造に係るエネルギー使用量を削減。

  • バイオガス有効利用量の増大に寄与

    焼却処理にバイオガス(消化ガス)を補助燃料として使用している場合、使用量の減少分を発電などの有効利用に転用が可能。

メカニズム

下水から作り出した助材で汚泥処理を効率化

プラチナシステムⓇは、処理場に流入する下水からトイレットペーパーなどの残滓を主成分とする繊維状物(下水汚泥由来繊維)を選択的に回収し、地産地消の助材として利活用するシステムです。
そのため、下水処理で凝集助剤となる繊維を外部からの調達購入が不要になります。
従来の汚泥処理では、脱水性能は汚泥の性状に大きく依存しており、嫌気性消化を代表とする難脱水性汚泥を低含水率化するためには、凝集助剤などの薬品費が高額になることや含水率の低減効果があまり高くないといった課題が残されていました。この下水汚泥由来繊維利活用システムは、下水から作り出した助材で汚泥処理を効率化を実現し、汚泥処理や処分費用の縮減に大きく貢献する革新的な技術です。

用 途

下水処理場において下水汚泥から回収した繊維状物を、脱水工程に添加する「助材」として利用し、難脱水性汚泥の脱水性を向上するシステム

フローシート

下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム」のフローシート

適用範囲


プラチナシステムⓇは、最初沈殿池を有する下水処理施設に適用。
汚泥の処理過程に消化槽を有するなど、難脱水性の汚泥が発生する施設で、パフォーマンスを最大に発揮。
脱水ケーキ含水率のコントロールを容易にします。

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下水汚泥由来繊維利活用システム「プラチナシステム」

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